同製品は1ギガヘルツのCPU(中央演算処理装置)、ダイアリーほどのサイズの7インチタッチスクリーンを搭載し、厚さ11.98ミリメートル、重さ380グラムの超スリム・超軽量を実現。スーツのポケットに入れたり、片手で持ち歩けるほど携帯性に優れている。
米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」2.2バージョンを搭載しており、Gメール、アンドロイドマーケット、ユーチューブなど、グーグルが提供するさまざまなサービスが利用できる。ビデオ通話機能も搭載した。
申宗均(シン・ジョンギュン)無線事業部社長はベルリン市内で韓国の記者団と会い、「ギャラクシータブ」は米アップルの多機能端末「iPad(アイパッド)」の対抗馬として開発したと述べた。早ければ9月末に発売し、具体的な販売目標は示せないとしながらも、年末まで100万台以上の売り上げを見込んでいると自信を示した。「ギャラクシータブ」の最も大きな特徴としては、携帯性を挙げた。
「ギャラクシータブ」の価格は同社の高機能携帯電話(スマートフォン)「ギャラクシーS」より割高になるが、通信事業者が補助金を支給するため、消費者の購入価格は下がると説明した。
来年はタブレンド型パソコンのポートフォリオが多様になり、「ギャラクシータブ」より大きなものや小さなもの、AMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)ディスプレーを取り入れたものなど、さまざまな製品を発売する予定だ。
一方、スマートフォンの販売見通しについては、昨年(590万台)の3倍以上の実績が可能とみられ、2000~2500万台の販売を予想していると期待を寄せた。来年はことしの倍以上の実績を見込んでいる。
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