【ソウル30日聯合ニュース】KTが、米グーグルの携帯電話向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したタブレット型パソコンを国内で初めて発売する。
 KTは30日、中小企業のエンスパートと共同で、アンドロイド搭載タブレッド型パソコン「IDENTITY tab」を発売すると明らかにした。公式発売日は来月10日。
 「IDENTITY tab」は、7インチの薄膜トランジスタ液晶ディスプレー(TFT-LCD)とタッチスクリーン(停電式)を採用し、1ギガヘルツのCPU(中央演算処理装置)と8ギガバイトのメモリーを内蔵。デジタルマルチメディア放送(DMB)などハードウエア機能や300万画素カメラなどを搭載している。また、多様なコーデックを支援し、マルチメディア支援性能も優れている。SD/SDHCメモリーカードの使用も可能だ。
 基本搭載のアプリケーションで電子書籍機能やネットサーフィン、拡張現実サービスの利用はもちろん、文書の確認やマルチメディアの再生もできる。ホームネットワーク技術のデジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス(DLNA)を支援し、エンスパートの3スクリーンソリューションを搭載しており、テレビ、パソコン、携帯電話を連携させ、機器や場所に関係なくコンテンツを楽しむことができる。
 KTは外回りが多い会社員や受験生らが主な購入者となると見込み、同社のアプリケーション配信サイト「ショー・アップストア」のコンテンツを大幅に補強し、使用基盤を改善する方針だ。

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