【ソウル24日聯合ニュース】若者の間で、結婚を先延ばししたり独身を選ぶ傾向が強まり、出産年齢も上昇を続けている。
 統計庁が24日までにまとめた2009年出生統計結果報告書によると、昨年における35~39歳女性の出生率(該当年齢の女性1000人当たりの出生数)は、2008年より0.8高い27.3を記録。2003年から上昇を続けている。
 これに対し、30~34歳の出生率は100.8で前年より0.7下がった。25~29歳の出生率は80.4で5.2下がり、全年齢層のうち最も大幅な下落を示した。
 実際の出生数を見ても、25~29歳の出生数は15万5900人で前年比1万3000人減ったのに対し、35~39歳の出生数は1100人増の6万700人、40~44歳の出生数は800人増の7300人と、高齢出産が増えていることがわかる。
 平均出産年齢も30.97歳と、昨年より0.18歳高まり過去最高となった。1999年の28.68歳と比べると2.29歳高い。
 昨年生まれた子どもの数は44万4849人で、2008年の46万5892人に比べ2万1043人(4.4%)減少した。人口1000人当たりの出生数を表す粗出生率は9.0で、前年より0.4低下した。合計特殊出生率(1人の女性が一生に生む子どもの平均数)も1.15と、2008年の1.19を下回った。

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