【ソウル17日聯合ニュース】上半期(1~6月)に世界の液晶パネル市場をけん引した韓国メーカーが、その地位を下半期(7~12月)はもちろん来年上半期まで維持するとの見通しが出された。
 市場調査機関のディスプレーサーチは17日、下半期の世界液晶パネル業界の売上高を前年同期比20.9%増の475億6870万ドル(約4兆538億円)と見通した。
 売上高ベースの市場シェアは、サムスン電子が27.0%で1位、LGディスプレーが26.2%で後に続くと予想した。両メーカーを合わせるとシェア53.2%で、上半期(49.8%)より3.4%高い。台湾や日本などライバル社との格差をさらに広げると分析している。韓国勢は、大型テレビ向けパネルの需要増を受け他社より一足早く供給能力の拡充に乗り出したため、世界市場での支配力強化が可能だと分析した。
 さらに、こうした韓国メーカーの優勢は、来年上半期も続くと予測している。
 売上高ベースの来年上半期シェアは、サムスン電子が26.9%、LGディスプレーが25.6%、合わせて52.5%と予想。販売枚数ベースでは、LGディスプレーが24.9%のシェアを獲得し、昨年10~12月期からの首位を守るとした。


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