【ソウル9日聯合ニュース】市場調査機関ディスプレイサーチが9日に明らかにしたところによると、サムスン電子の4~6月期の液晶パネル売上高は60億2290万ドル(約5252億円)を記録した。前年同期比約45%の増加で、初めて四半期ベース売上高60億ドルを突破した。
 サッカー・ワールドカップ特需などで、発光ダイオード(LED)バックライト搭載テレビや3D(三次元)対応テレビの販売が欧州市場を中心に急成長したことが、売上高の増加をけん引した。特にテレビ向け液晶パネルを40億9000万ドル売り上げ、売上高全体の68%を占めた。
 同社の世界市場シェアは26.3%で、前年同期より1.5ポイント下落したが、前期比では1.2ポイント上昇した。
  一方、業界2位のLGディスプレーの4~6月期液晶パネル売上高は、前年同期比43.7%増の53億7000万ドルだった。
 サムスン電子とLGディスプレー(23.4%)を合わせたシェアは49.7%で、世界市場の半分を占めている。



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