【ソウル9日聯合ニュース】米市場調査会社のIDCが9日までにまとめた世界の高性能携帯電話(スマートフォン)メーカー5社の分析結果によると、4~6月期のサムスン電子製スマートフォンの出荷台数は前年同期比172.0%増加した。増加率は5社のうち最も高い。世界市場シェアは4.8%で5位にとどまったが、前年同期の2.6%より倍以上伸ばした。
 出荷台数の伸び率は台湾の宏達国際電子(HTC)が128.6%で2位、次いで米アップルが61.5%、フィンランドのノキアが42.0%、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)が40.0%の順だった。シェア1位はノキアで38.1%、2位はRIMで17.8%。
 4~6月期の全世界スマートフォン出荷台数は、前年同期比42.0%増の6300万台だった。
 サムスン電子の出荷台数と市場シェアは、戦略モデル「ギャラクシーS」の販売本格化を受け、7~9月期にさらに伸びると予想される。同社関係者は「4~6月期には『ギャラクシーS』の実績が含まれていないにもかかわらず、高い伸び率を示した」とした上で、同機種の販売が反映されれば大幅な伸びが期待できると述べた。



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