【ソウル6日聯合ニュース】米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)は6日、自社通信員と朝鮮族旅行者の発言を引用し、北朝鮮の咸鏡北道会寧市が「麻薬犯罪の都市」になっていると報じた。
 会寧市は金正日(キム・ジョンイル)総書記の母、故金正淑(キム・ジョンスク)氏の故郷。RFAによると、北朝鮮当局の取り締まり強化にもかかわらず、同市では麻薬服用状態での殺人、暴行などが相次いでいる。また、覚せい剤が氾濫(はんらん)する同市では、共同で購入すると比較的安く買えるため、主婦らが集まって使用しているという。
 北朝鮮の機関は外貨稼ぎなどのため、直接麻薬取引に乗り出すケースが多いが、咸鏡南道咸興市で製造された麻薬を国境都市の会寧を経由し、中国・吉林省などに売るルートが多く利用されていると伝えられた。

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