国連事務総長、哨戒艦事件の安保理議長声明を肯定評価

【ジュネーブ19日聯合ニュース】国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長は19日、韓国哨戒艦沈没事件をめぐる安全保障理事会の議長声明について、「韓国国民が100%満足できるものではないが、北朝鮮に責任があることが誰でも分かるようになっている」とし、肯定的に評価した。
　スイス・ジュネーブの国連欧州本部で、世界議長会議のため訪問した朴ヒ太（パク・ヒテ）国会議長と非公開の会合を行った席で述べたもの。韓宗兌（ハン・ジョンテ）国会報道官が伝えた。朴議長は潘事務総長に対し、安保理での議長声明採択への役割に謝意を示した。
　また朴議長は、韓国の気候変動対応とグリーン成長モデルを世界に伝えるに当たり、潘事務総長の関心を求めた。これに潘事務総長は、「韓国のグリーン成長リーダーシップは、国連でも高く評価している」と応え、世界は気候変動問題で先頭に立つ韓国をモデルとしていると述べた。