【ソウル14日聯合ニュース】韓米自由貿易協定(FTA)対立点を解決するための両国間実務協議が、9月末ごろから始まる見通しだ。
 外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長は14日、協議の着手時期について、「まだ米国側と話ができていない」と前提した上で、合意済みの協定文があり、3~4か月間交渉する事案でもないだけに、9月末ごろから交渉を始め、集中的に協議すれば十分だろうと述べた。交渉では、牛肉と自動車をめぐる非関税障壁などが焦点になる見通し。
 一方、金本部長は、仮署名を終えた状態の韓国と欧州連合(EU)のFTAと関連しては、EU側から9月には正式署名できると通知を受けており、年内発効を目指し双方が努力していると話した。
 また、韓中FTAに対しては、両国が5月に産官学共同研究を終え、FTA本交渉に先立ち、9月からセンシティブ分野の協議を行うことにしたと明らかにした。ただ、本交渉の時期は予測し難いとしている。

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