オーストラリア・ドンガラの地上局など、海外の地上局3か所との交信により、静止軌道への投入が確認された。衛星の状態は良好で、現在は地球の自転速度とほぼ同一の周期で公転している。通信アンテナと太陽電池パネルを完全に広げ、地球側に姿勢を固定し、任務開始の準備を整えた。
これまで3か所の地上局と交信し、フランスのEADSアストリウムで管制を行ってきた「千里眼」は10日ごろ、韓国の地上局に衛星管制権が移管される予定だ。その後、韓国航空宇宙研究院は国家気象衛星センター、海洋衛星センター、電子通信研究院通信試験地球局と共同で6か月間、衛星のテスト運営を行う計画だ。
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