米国務省のクローリー次官補(広報担当)は30日の定例会見で、南北双方が参加する調査を求める書簡を北朝鮮が国連安全保障理事会に送ったとの報道と関連し、「徹底した調査が行われ、調査の過程で収集された証拠は明確に北朝鮮と魚雷を指している」と述べた。その上で、今のところ別途調査の実施が妥当だとは考えていないとし、「調査結果は明確で強力だ」と強調した。
続けて、北朝鮮が責任を取り、挑発的な行動を中断し、隣国との関係を改善することが追加調査よりも重要だと指摘した。オバマ米大統領が明確にしたように、あいまいなことは何もなく、北朝鮮が自らの行動に責任を取るときだと述べた。
また、オバマ大統領が中国は北朝鮮の行為に目をつぶっていると指摘したことに中国が反論したことについては、「大統領の言及は適切だった」との考えを示した。米国は中国やほかの国との議論を続けており、国際社会が直接的で明確なメッセージを北朝鮮に伝える必要があると強調した。
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