決議案には与党ハンナラ党議員7人と野党民主党議員4人、野党自由先進党議員1人が参加した。民主党所属の議員らは議決の際、反対の意思は明示しなかったものの、ハンナラ党が与野党幹事の合意もなく、一方的に決議案を上程したことに強く反発し、抗議する場面もあった。
決議案は、「哨戒艦沈没事件の原因が北朝鮮の魚雷攻撃にあることは明確で、これは停戦(休戦)協定と南北基本合意書、国連憲章に反する明白な軍事挑発だ」と、北朝鮮を強く糾弾した。北朝鮮に対し、国民が納得できる十分な謝罪や責任者処罰、賠償、再発防止を求めるとともに、北朝鮮のあらゆる挑発に軍事的、非軍事的手段による強力な対応措置を取るよう政府に促した。また、国際社会に対し、北朝鮮の挑発行為にさらに有効で断固たる措置を取るよう求めている。
ただ、決議案は賛否を問う討論で一部内容が不適切だとの指摘が出ている。修正を経て、28日に国会本会議で処理される予定だ。
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