京畿道華城市での連続殺人事件と並び国民の耳目を集めた大邱の児童失踪殺害事件の公訴時効が25日で満了する。
 事件は1991年3月26日、当時小学校6年生だったウ・チョルウォンくんをはじめとする8歳から12歳の児童ら5人が、大邱市達西区の臥竜山にカエルを取りに行くと言って遊びに出たまま行方が分からなくなったもの。過去最大の延べ35万人の捜査員を動員する捜索の結果、事件発生から11年6カ月が過ぎた2002年9月に、児童らの遺骨が臥竜山で発見された。鑑識の結果、他殺であることが明らかになったが、犯人は今も捕まっていない。

 遺族らは昨年末、公訴時効の延長または廃止を求めているが、公訴時効延長を骨子とする刑事訴訟法改正案は現在も国会に係留中となっており、同事件の公訴時効内の成立には至らなかった。

 現在14人で構成されている捜査本部は、時効成立後も維持し、真相究明に向けた作業を続けていく方針だ。

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