両国は初会議で、韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ号)」(KSLVー1)の2回目の打ち上げで、通信が途絶える前に確保した飛行データに対する基礎分析情報などを交換した。今後は飛行データに対する精密分析を行う計画だ。また、双方は2回目の会議を早ければ来月中にロシア・モスクワで、3回目の会議は韓国で開催することで合意した。
一方、韓国航空宇宙研究院関係者は、ロシアの一部のメディアが羅老(ナロ)号打ち上げの失敗ついて、韓国側が製作した制御システムの欠陥が原因とみられると報じたことに対し、羅老号が爆発する前まで韓国側の制御システムが作動する区間はなかったと明らかにした。
また、羅老号が爆発する前に上段、またはフェアリングが早期に分離された可能性についても、韓国側の飛行映像と遠隔測定データを分析した結果、それらが分離された事実がなかったことを確認したと伝えた。
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