【ソウル10日聯合ニュース】サムスン電子は10日、需要が拡大しているシステム半導体分野を強化するため、米テキサス州オースティンの半導体工場に36億ドル(約3280億円)を投資する計画だと明らかにした。
 オースティン工場は同社唯一の海外半導体生産施設で、1996年から稼動している。主に、MP3プレーヤーやデジタルカメラに使われるNAND型フラッシュメモリーを生産している。
 サムスン電子は今回の新規投資で、テレビやモバイルフォンなどで使われるシステム半導体の生産ラインを増設し、来年第2四半期から量産に入る予定だ。オースティン工場投資計画には、研究開発(R&D)センターの新築案も含まれていると伝えられた。
 サムスン電子は先月17日、半導体11兆ウォン(約8017億円)、液晶パネル(LCD)5兆ウォンなど施設全体に18兆ウォン、R&Dに8兆ウォンと、総額26兆ウォン規模の投資計画を発表した。オースティン工場への投資も、この計画に含まれていた。



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