軍関係者によると、李議長は23日に板門店の共同警備区域(JSA)警備大隊と南北出入事務所(CIQ)を、25日には大邱の空軍南部戦闘司令部と第11戦闘飛行団、陸軍の誘導弾司令部を巡視した。26日は忠清南道・瑞山の空軍第20戦闘飛行団、黄海の延坪部隊、海兵第2師団を、27日は江原道・東海の海軍第1艦隊と楊口の第21師団を訪れた。
李議長はJSAで、「最も近い場所で北朝鮮と直接対峙(たいじ)する部隊だけに、大隊員全員が予想される敵の挑発に断固かつ徹底して対応する作戦態勢を備えてほしい」と求めたという。
また、空軍の飛行団では戦闘に即対応できる態勢で備えているかどうかを点検し、海軍艦隊では北朝鮮潜水艦の積極的な探査と徹底した防御態勢を指示した。
特に最前方の陸軍部隊では、自動警戒・監視システムの構築状況を確認したと伝えられた。陸軍は最前方の鉄柵に、侵入してくる敵にロボットが自動応射する無人警戒・監視システムを構築中とされる。
軍関係者は、李議長は来週初めまでに全軍の主要部隊を訪れ、現場指導を行うと伝えている。
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