同社は26日、「ギャラクシーS」公式ランチング行事を開き、仕様説明やディスプレー性能と多彩なマルチメディア機能のデモンストレーションを行った。同社東南アジア総括のイ・ジョンソク副社長は「サムスン電子は今後、地域、価格、ライフスタイルなどの壁を越え、すべての人がスマートフォンを使う『スマートフォン大衆化』を本格的にリードする」と抱負を述べた。
「ギャラクシーS」は、3月末に米ラスベガスで開かれた無線業界見本市「CTIAワイヤレス2010」で紹介されて以来、世界の携帯電話業界と消費者の関心を集めてきた。海外モバイル専門レビューサイト「GSM Arena」は、「ギャラクシーS」のスーパーAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)ディスプレーについて、「現存する最高のモバイルディスプレー。視野角が完ぺきでタッチ感が良い」と高く評価し、同製品はアンドロイドOS(基本ソフト)搭載スマートフォン陣営の新たなリーダーになるだろうと述べた。CNETも「ギャラクシーS」をことし最も期待されるスマートフォンに選んでいる。
サムスン電子は、この「ギャラクシーS」で、昨年12月の米アップル「iPhone」発売以来苦戦してきた韓国スマートフォン市場での巻き返しを図る考えだ。
米グーグルのOS「アンドロイド」を基盤とする「ギャラクシーS」は、最新プラットフォームに4.0インチWVGA(800×480)解像度のスーパーAMOLEDディスプレー、1ギガヘルツ・プロセッサを採用している。6月に欧州などグローバル市場で発売予定で、韓国でもSKテレコムから発売する。KTとは協議中、LGテレコムでは早ければ6月末ごろ発売の予定だ。
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