外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官とソウル・外交通商部庁舎で行った合同記者会見で明らかにした。
クリントン長官は、「北朝鮮は挑発を中断すべき」だと強調。北朝鮮の好戦性と挑発行為に目をつぶってはならないと主張した。
また、李明博(イ・ミョンバク)大統領が忍耐強く徹底的に真実を究明し、対応策を設けたことを評価するとともに、事件を受けた韓国政府の措置を全面的に支持する考えを示した。
韓国政府が事件の調査結果発表で提示した証拠は圧倒的なもので、結果を否定することはできないと評価した。事件は許し難い北朝鮮の挑発行為で、国際社会はこれに対応していくべき責任があると述べた。
中国に関しては、問題の深刻性を理解し、韓米の懸念に耳を傾ける準備が整っているとみていると述べ、今後、中国と協議し協力していくとの方針を示した。
一方、柳長官は、事件をめぐる今後の対応と関連し「韓米はわずかな不一致もなく緊密に協議している」と述べ、米国は複数の対応措置を取ることにしたと明らかにした。
また、今後の北朝鮮の反応次第で、さまざまな追加措置が取られるだろうとした。北朝鮮は6カ国協議への復帰自体を目的とするのではなく、真の非核化の意志で協議に臨み、真の非核化措置を取るべきだと指摘した。沈没事件は、北朝鮮の非核化措置がさらに必要だという点を強調する契機になるだろうとの考えを示した。
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