株主総会で経営成果を発表する南ヨン副会長=19日、ソウル(聯合ニュース)
株主総会で経営成果を発表する南ヨン副会長=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】LG電子の南ヨン(ナム・ヨン)副会長が19日、 ソウルの本社ビルで開かれた株主総会で、アップル、グーグルのように革新的な競合他社が攻撃的な事業を展開しているとしながら、「この先3年でLG電子の運命が決まるだろう」と述べた。
 南副会長は、顧客の購入形態が使用経験を基盤に多角化していることを受け、主要企業の間では新たな競争・協力関係が現れつつあると説明。市場状況が急変する中で、LG電子が重大な岐路に立たされていることをほのめかした。
 また、下半期以降は中国やインドなど新興市場の需要を中心に、景気は緩やかに回復すると予想した。その上で、ことしはB2B(企業間取引)やソリューション事業を強化し、環境・エネルギーなど新事業分野の買収・合併も推進する考えを明らかにした。
 一方、この日議決された同社普通株式の配当金は、昨年の1株当たり350ウォンからことしは1750ウォン(約140円)に、優先株式も400ウォンから1800ウォンに、それぞれ大幅に上がった。


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