韓国と北朝鮮をつなぐ京義線と東海線の韓国側施設、南北出入事務所(CIQ)の完工式が15日にそれぞれ行われた。5290坪規模の京義線CIQは年間170万人、4252坪の東海線CIQは同260万人の出入業務を支援すると同時に、利用者の不満を解消し、出入業務の専門化する基盤を作る。
 京畿道の坡州市で開かれた京義線CIQの完工式で、統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官は、「朝鮮半島の『1日生活圏時代』は遠い未来の話ではない」とし、CIQ完工を機に鉄道と道路の開通式も早めるべきとあいさつした。このほか、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)京畿道知事や現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長など、政財界からも多数が出席した。

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 政府は2000年7月の第1回南北閣僚級会談で、京義線の鉄道・道路連結に合意した。2002年11月には東海線、2003年8月には京義線で臨時道路の出入施設を建設し、南北出入業務に利用してきた。昨年、京義線と東海線を利用した人は40万2485人、車両は5万8720台だった。

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