【ソウル17日聯合ニュース】政府がトルコとの自由貿易協定(FTA)締結を目指し、交渉に着手すると決めた。外交通商部の安豪栄(アン・ホヨン)通商交渉調整官が17日の定例会見で明らかにしたところによると、このほどの対外経済閣僚会議で最終決定したという。
 トルコを訪問中の金宗フン(キム・ジョンフン)外交通商部通商交渉本部長が、19日にトルコと通商トップ会談を行い、FTA交渉日程をはじめとする両国間の通商懸案を話し合う予定だ。
 トルコが韓国とのFTA交渉に積極的な姿勢を示しているため、来月の交渉開始も可能とみられる。トルコは欧州連合(EU)と関税同盟を結んでおり、製品を無関税で取引しているが、仮署名済みの韓国・EU間のFTAが発効すれば、EU経由でトルコに搬入される韓国製品に対し原産地を見極める必要が生じることになる。 
 昨年の韓国の対トルコ輸出は26億6000万ドル(約2407億円)、輸入は4億3000万ドルだった。
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