G-DRAGON
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韓国・ソウル東部地検刑事1部は、過激な公演ステージにより問題となっていた人気グループ<BIG BANG>のメンバー、G-DRAGON(本名:クォン・ジヨン、21)を立件猶予処分とした。

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G-DRAGONの所属事務所YGエンターテイメントと公演チーム長チョン氏(35)は、青少年へ有害な公演を企画し観覧させた容疑(公演法違法)で、それぞれ300万ウォン(約28万円)に略式起訴した。

警察関係者は「G-DRAGONは初犯であり、かつ21歳の大学生ということもあり、問題となったパフォーマンスは、チョン氏が企画した通りに行ったもの」と処分について説明した。所属事務所には、映像物等級委員会が問題の公演に対して下した有害判定を根拠に公演法を適用したが、刑法上、公然わいせつ容疑は適用しなかった。

警察は「扇情的ではあったが、2時間にわたる公演の中で、性行為を連想させるベッドパフォーマンスは2分程度であった。実際に、性行為を描写したとされる部分も数分であり、わいせつではない」と説明している。

保健福祉家族部は、青少年保護法上 販売禁止規定違反という点で捜査を依頼していたが、アルバムや音楽ファイルを販売した訳ではなく、歌を歌う行為について処罰することができない、と判断したことも付け加えた。

同問題は、昨年12月5~6日にソウル・オリンピック体操競技場で開かれたG-DRAGONの公演中、性行為を連想させるダンスがわいせつ罪にあたるのではという点、また青少年有害媒体物として控訴された『She’s Gone』などを披露したことが、青少年保護法上、販売禁止規定を違反しているのではないかとの指摘で、調査依頼が提出されていたものだ。


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