4打数2安打で主砲の意地を見せたキム・テギュン=11日、千葉(聯合ニュース)
4打数2安打で主砲の意地を見せたキム・テギュン=11日、千葉(聯合ニュース)
【千葉12日聯合ニュース】日本プロ野球に進出した韓国代表の主砲、キム・テギュン(千葉ロッテマリーンズ)が、4番打者の座獲得に意欲を燃やしている。キムは、小中高はもちろんハンファ・イーグルスに入団してから、そして韓国代表チームでも、4番打者であり続けた。

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 千葉マリンスタジアムで11日に行われたソフトバンクホークスとのオープン戦後にインタビューに応じたキムは、古巣ハンファの元同僚、イ・ボムホ(ソフトバンク)との初対決の感想を尋ねる日本取材陣の質問に「楽しかった」と答えた。この日は4番1塁で先発出場し、4打数2安打を放ち主砲の意地を見せが、2打席目では1死満塁のチャンスを生かせなかった。「きょうは下半身のバランスがよくなかった。だからよくないボールに反応した」と振り返った。

以下は一問一答。
――4番打者としてチャンスを生かせなかったが。
「後悔している。あのようなチャンスには打たなければならなかった。しかし、そのためか次の打順ではより集中することができた」。

――イ・ボムホとはどんな話を交わしたのか。
「日本では初めて会ったが、たわいもない話をした。久しぶりだったが、練習のためあまり話せなかった」

――イ・ボムホとともに先発出場し、2人とも安打を放ち、それなりに意味ある日になったようだが。
「一緒に日本に来たのだから、2人とも好調のほうがいい。オープン戦だが、ともに好成績を残せたらいいと思う。2人とも笑顔で韓国に帰りたい」。

――昨日は首の痛みで欠場したが、コンディションはどうか。
「大丈夫だ。本塁打や安打を打てば、コンディションがいいと言っていい。そうでなければ悪いと言える」。

――大松尚逸が本塁打を打った。4番争いのライバルとして意識しているか(日本取材陣)。
「ほかのチームのライバルが本塁打を打てば気分はよくないだろうが、チームメートが打ち、チームが勝利するのはいいことではないか。大松の不調を願ったりはしない。一緒に良いプレーをしチームが勝つことが優先だ」。

――4番への愛着は強いと思うが。
「野球人生でずっと4番を打ってきたため愛着がある。しかし、実力がなければ当然後ろの打順に回されるだろう」。


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