韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」のようす=9日、浦項(聯合ニュース)
韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」のようす=9日、浦項(聯合ニュース)
【ソウル10日聯合ニュース】韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」を受けての北朝鮮による対韓国攻勢は、演習開始日の8日から現在まで、例年水準と評価された。
 統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)副報道官が10日の会見で、「北朝鮮の非難動向は形式と内容において、例年の通常水準と大きく異ならない」と述べた。ただ、現在までに祖国平和統一委員会が声明を出していないのが、去年とは異なる点だとした。
 同委員会は昨年、演習開始の4日前に「東海(日本名:日本海)上の領空周辺を通過する南朝鮮(韓国)の民営航空機の安全を担保(保証)することはできない」と威嚇する声明を発表したが、ことしは沈黙している。
 また、昨年の演習期間中には、北朝鮮が軍通信ラインを遮断し、京義線陸路の通行遮断と再開を3回繰り返した。2008年には演習開始を前後し、西海岸で大規模海岸砲射撃訓練を行った。
 ことしの場合、「核抑制(抑止)力の強化」「人民軍陸海空軍戦闘動員態勢」などの言葉で依然として韓国側を脅かしているが、現時点で、行動に結びついたものはない。

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