韓国科学技術院(KAIST)のコ・ギュヨン教授やバイオベンチャー企業ジェネックセルセインのチョ・ジョンヒョン博士らによる研究チームは14日、血管生成を促進するタンパク質COMP-Ang1が糖尿病性足病変に効果があることを動物実験から確認したと明らかにした。COMP-Ang1は同研究チームが2年前に世界で初めて開発したタンパク質で、ジェネックセルセインはこの物質と臨床応用について特許権を持つ。近く、糖尿病患者を対象にした臨床実験にも入る計画だ。
コ教授は、心筋梗塞(しんきんこうそく)や虚血性心疾患、脳卒中などにもCOMP-Ang1が効果があるとみて、前臨床実験を進めていると話した。
今回の研究結果は米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。
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