昼食会は、メダリストの善戦を祝うとともに、メダルは逃したもののベストを尽くして国民を沸かせた選手、コーチを激励するために設けられた。女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したキム・ヨナ選手、男子スピードスケートの500メートルで金、1000メートルで銀に輝いたモ・テボム選手、男子1万メートル金、5000メートル銀のイ・スンフン選手、男子ショートトラック2冠王のイ・ジョンス選手、女子スピードスケート500メートル金のイ・サンファ選手ら、選手団71人が出席した。
また、国際オリンピック委員会(IOC)委員を務める李健熙(イ・ゴンヒ)前サムスングループ会長、朴容晟(パク・ヨンソン)大韓体育会(KOC)会長、柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官ら、スポーツ界の関係者も顔をそろえた。
李大統領はあいさつで、「皆さんは本当にすばらしい。国民に大きな希望を与え、未来を示した。恐れずに早足で前に踏み出す皆さんを見ながら、韓国の未来は本当に明るいと思った」と褒め称えた。
また、2018年に江原道・平昌で冬季五輪が開かれるものと見込み、そこで韓国も主催国として成果を上げようと呼びかけるなど、2018年冬季五輪の平昌招致に自信ものぞかせた。
続けて、韓国人選手の競技をテレビで見ていたときの状況を振り返りながら、「スピードスケートの競技では、わたしが少し(足を)押せば前に出られるだろうかと思い、キム・ヨナ選手がジャンプするときは目をつぶった。目を開けてみると成功していた」と紹介した。
李大統領はまた、昼食を取りながら選手らと打ち解けた様子で対話を交わした。キム・ヨナ選手には、イタリア・トリノで今月末に開かれる世界フィギュアスケート選手権に日本の浅田真央選手が出場するかどうかを尋ね、イ・サンファ選手には「決勝直前の足かきが0.02秒、0.03秒の勝負を分ける瞬間に役立ったようだ」と話した。
締めくくりのあいさつでは、「これからは各自の新たな夢に向かって突き進んで欲しい。その夢が何であれ、達成できるよう願っている」と述べ、自分も国民とともに深い愛情と関心を持って見守っていくと約束した。
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