韓国には「ユニクロ」や「ZARA」「MANGO」などの海外ブランドが進出済みで、それぞれ目を見張る成長ぶりを見せる。日本のユニクロは2005年9月に韓国上陸、売上高を初年度の300億ウォンから4年目には1400億ウォン(約108億円)に伸ばした。現在の店舗数は44店だが、2012年までに100店に拡大、年間売上高4000億ウォン達成の目標を掲げる。2008年に進出したスペインのZARAの場合、現在の店舗数は17店で、売上高の増加幅は100%台を記録している。
いずれも成長の基盤には、明洞に設けた大型店舗を中心とする事業強化にある。昨年11月には国内企業のイーランドが手掛けるブランド「SPAO」が、1875平方メートル規模の明洞店をオープンし、グローバルブランドに挑戦状をたたきつけた。
H&Mの1号店オープンは、明洞のファッションストリートに立ち並ぶこれらSPAブランドの競争をさらにあおるものと予想される。1号店は4階建て、2600平方メートルで、1、2階がレディース、3階がメンズ、4階をキッズ・ベビー用とする。アンダーウェアやアクセサリー類の販売コーナーも設けるなど、ファッション商品全般を取り扱う予定。H&M側は、オープン記念をはじめ各種のイベントを積極的に行い、消費者にアピールする考えだ。
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