協議する魏聖洛本部長(右)とボズワース特別代表(資料写真)=(聯合ニュース)
協議する魏聖洛本部長(右)とボズワース特別代表(資料写真)=(聯合ニュース)
【ワシントン22日聯合ニュース】6カ国協議で韓国首席代表を務める魏聖洛(ウィ・ソンラク)外交通商部朝鮮半島平和交渉本部長が20日から23日まで米ワシントンを訪れ、北朝鮮核政策を担当する米政府当局者と6カ国協議再開・北朝鮮核対応策を話し合った。
 魏本部長は国務省のスタインバーグ副長官やキャベル次官補(東アジア・太平洋担当)、ボズワース特別代表(北朝鮮担当)、ソン・キム6カ国協議担当特使らのほか、国家安全保障会議(NSC)のベーダー・アジア上級部長と会った。その席で韓米は、昨年12月のボズワース代表訪朝による米朝対話後の状況を点検し、北朝鮮が平和協定締結交渉や制裁解除を先にするよう要求している背景などについて評価を加えるとともに、6カ国協議再開に向けた韓米の対処案を協議したとされる。

 政府当局者は「魏本部長は米当局者との会合で、北朝鮮側の現在の動きに対する評価に多くの時間を割いた。6カ国協議再開をめぐっては、北朝鮮が障害をつくりだしているなか、それらの障害物にどのように対処するかを主に話し合った」と伝えた。
 韓米ではさらに、25日まで千英宇(チョン・ヨンウ)外交通商部第2次官のワシントン滞在、来月初めのキャンベル次官補訪韓を予定しており、引き続き6カ国協議再開策を調整する方針とみられる。

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