キム・テギュン=(聯合ニュース)
キム・テギュン=(聯合ニュース)
【永宗島4日聯合ニュース】日本プロ野球・千葉ロッテマリーンズに入団した韓国代表の主砲、キム・テギュン内野手が5日、仁川国際空港から出国。出発前に空港で取材に応じた。
 以下は一問一答。

キム・インシク の最新ニュースまとめ

――日本進出の心境は。

「淡々としている。先月はスケジュールが多く、十分なトレーニングができなかったので、体を作るため早く日本入りすることにした」

――日本での1、2月はどう過ごすか。

「7日から2軍の春季キャンプに参加するが、2軍の選手らとは別メニューでいく。来月1日に1軍キャンプに合流する計画だ。昨年は故障があったので、筋力作りに力を入れる。1軍のトレーニングは今月15日からなので、コンディションが早く整えば合流したい」

――日本進出の先輩、イ・スンヨプ(読売)からアドバイスはあったか。

「シーズン中にでもアドバイスをお願いするつもりだ。(前ハンファ監督で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表の監督も務めた)キム・インシク前監督が、日本の投手は制球力と誘い球に優れているので、惑わされてはいけないとアドバイスを下さった。目標は4番打者なので、誘い球に気を付けたい」

――WBCでは日本戦で活躍した。良い記憶が多いと思うが。

「岩隈久志(楽天)投手からもよく打てたが、ペナントレースは短期戦とは違うはず。ただ、良い成績を出しているだけに、自信を持って望むつもりだ」

――イ・スンヨプとの対決もあるかもしれない。

「尊敬するスンヨプ先輩の前で本塁打が打てれば、喜びも2倍になると思う。スンヨプ先輩だけでなく、韓国選手皆が活躍できるといい」

――ことし中国・広州で開催されるアジア大会、日本はプロ選手で代表チームを構成するというが。

「わたしも国のためにプレーする準備はできている。呼んでもらえれば国と、ほかの選手のためにプレーする」

――イ・ボムホ内野手(同じハンファから、ソフトバンクに入団)と対決することになったが。

「同じ球団にいたのでライバルという気がしないが、直接対決することになれば負けない」

――今季の目標は。

「1年目は環境も異なるので、目標は高く設定していない。韓国での成績を下げず維持したい。80~90打点程度上げてこそ4番の責任を尽くすといえるだろう」

――メジャー進出も狙っているが。

「日本で成功してこそ、米国進出が可能になる。1年目の環境適応が重要だ。また、ことしは故障せず本来の姿を発揮したい。韓日選手の実力差は狭まったということをお見せする。自分がしっかりやってこそ、後輩に道を開くことができる」

――日本で呼ばれたい別名は。

「キム・ヨクシ(やはり、の意味)。WBCでの成績が日本進出につながった。『やはりキム・テギュン』と言われるよう、選択を後悔させないよう活躍したい」


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