韓国携帯電話、米有力誌の通信社別ベスト製品を席巻

【ソウル14日聯合ニュース】米有力消費者情報誌、コンシューマー・レポート
が選定するカテゴリ別「ことしのベスト製品」のうち、携帯電話部門で韓国メーカーが各移動通信社別のベスト製品を総なめにした。
　14日に公開された同誌11月号によると、LG電子の「enV　touch」は製品評価で74点を獲得、納入先となる米最大移動通信社ベライゾン・ワイヤレスのベスト携帯電話に選ばれた。また、LG電子の「Xenon」は69点で、米移動通信社2位のAT＆Tのベスト製品に選ばれた。
　ベライゾン・ワイヤレスとAT＆Tの加入者数は、米移動通信加入者全体の6割を超える。特に、業界トップのベライゾン・ワイヤレスのベスト製品に選定された5製品のうち、4製品がLG電子の製品だった。
　一方、サムスン電子が発売した携帯電話「Instinct」「Behold」など3製品も、スプリント・ネクステル、T－モバイルなど3位以下の米移動通信社の最優秀製品に選定された。
　コンシューマー・レポートは、米消費者組合が1936年から発行している世界最大の比較・検討専門誌。今回は専門家らがテストした製品数千種類のうち、携帯電話、家電製品、IT製品、厨房（ちゅうぼう）機器など398カテゴリ別にベスト製品を選定した。携帯電話分野では移動通信社5社・17製品が選ばれた。