対局のようす=12日、ソウル(聯合ニュース)
対局のようす=12日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル12日聯合ニュース】韓国を訪問した日本・民主党の小沢一郎幹事長が、12日午後にソウル市内のホテルで囲碁のチョ・フンヒョン9段と親善対局を行った。今回の対局は、熱烈な囲碁愛好家として知られる小沢幹事長が日本棋院を通じて打診したもので、韓国棋院が日本の事情に通じたチョ9段を推薦したという。
 2人は碁盤を挟んで座り、手合わせを前に囲碁について5分ほど歓談。本格的に囲碁を始めたのは6年前だという小沢幹事長に、チョ9段は「6年でこれほどの実力をつけたとは信じがたい」と驚きを示した。

 四子局での対局は1時間半にわたり行われ、黒を手にした小沢幹事長が着実に地を稼ぎ、一時は無理な攻撃で危うい局面に陥ったりもしたが、先に置いた4つの石の効果を最大限に生かして接戦の末に勝利を収めた。

 小沢幹事長は対局後、「韓国一のプロ棋士のチョ9段に囲碁を学ぶことができ、非常に楽しく、感激した」と感想を述べた。また、日本でも時間さえあれば囲碁をするほどの愛好家だが、今回のチョ9段の対局提議が韓日の有効増進に役立つと思い、喜んで応じたと紹介した。

 対局に使った碁盤は、裏面にチョ9段が手ずから揮毫(きごう)を記し小沢幹事長に贈った。一方、韓国棋院は小沢幹事長に公認アマ6段を授与した。

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