輸出を地域別にみると、香港を含む中国向けがコンピュータを除くほとんどの品目で好調だった。前年同月に比べ29.5%多い29億6000万ドルと集計された。対日輸出もパネルとモニターの増加で同29.7%増の6億5000万ドルとなったほか、欧州も増加している。しかし、対米輸出は競争激化とパソコン工場の中国・東南アジア移転などで19.1%減少した。品目別では半導体と携帯電話、ディスプレーパネル、デジタルテレビなどが好調だった一方、情報機器は金額が減少した。
情報通信部は、「ウォン高と閑散期による需要減少など、条件は良くないながらも増加傾向が続いた」と評価した。ただ、上半期としては好材料がある一方で、ウォン高、メモリー半導体、液晶とプラズマパネルの需給不均衡などのため、伸び幅は限られてくるとの見通しも示した。
Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved
0