ヤン・ヒョンジョン投手(右)と握手する門倉投手=13日、長崎(聯合ニュース)
ヤン・ヒョンジョン投手(右)と握手する門倉投手=13日、長崎(聯合ニュース)
【長崎13日聯合ニュース】プロ野球の韓国シリーズと日本シリーズの覇者がぶつかる韓日クラブチャンピオンシップが14日、日本・長崎県営野球場で行われ、起亜タイガース(KIA)と東京読売巨人(巨人)が対戦する。これを前に、試合の解説を務める韓国SKワイバーンズの門倉健投手が13日、KIAの選手らが練習に励む同球場を訪れた。
 門倉投手は、「KIAは韓国シリーズでSKに勝利したチームでしょう。KIAが勝てばいい思う」と述べた。また、「KIAが韓国野球の強みを見せてほしい。KIAの選手は精神力が強いので、楽しみながらいいプレーをしてもらいたい」と付け加えた。
 一方で、韓国シリーズが先月末に終了してから時間が経っているため、試合感覚の低下が心配だと指摘。シーズンを終え久々の試合となった韓国シリーズでも、KIAは力が落ちていたように感じたと述べた。
 門倉投手はまた、先発投手がどれだけ長く投げられるかで勝負が分かれると分析し、先発予定のヤン・ヒョンジョン投手にインタビューも行った。巨人の攻略ポイントについては、「巨人はシーズン中に阪神のサウスポーに苦戦した。ヤン投手としては1回が重要だ」と説明した。
 門倉投手は1996年にプロデビューし、13年にわたり日本の4球団で活躍、通算76勝82敗10セーブに防御率4.36を記録した。ことし4月にSKに移籍して以来、韓国での成績は8勝4敗、防御率5.00。韓国シリーズでは3試合に出場し、防御率4.09の成績を収めた。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0