会議を主宰する李大統領(青瓦台提供)=30日、ソウル(聯合ニュース)
会議を主宰する李大統領(青瓦台提供)=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル30日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は30日、「任期内に、研究・開発(R&D)予算が予算全体に占める割合を世界最高水準に引き上げる」との考えを明らかにした。国家教育科学技術諮問会議での発言を、青瓦台(大統領府)の朴先圭(パク・ソンギュ)報道官が伝えた。
 李大統領は、再編される世界秩序の中で未来を切り開くには、教育と科学がともに進む必要があるとした。そのため、来年度予算では科学分野の増加幅を最も大きくした。
 教育に関しては、公教育を活性化することで、私教育を受けられない貧困家庭の子どもも最高水準の教育を受けられるようにすべきだと述べた。



 この日の会議で諮問委員は、研究実績中心の現行の大学評価体制を画期的に変える一方、優秀な学部教育大学を政府が集中的に育成し、大学の間で質の高い教育を目指した競争が起きるよう誘導すべきだと提案した。また、学校先進化に向けた課題も提示した。
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