蔚山科学技術大が26日に明らかにしたところによると、生体映像センターの設立に向け28日に了解覚書(MOU)を締結する予定だ。同センターには細胞の大きさからネズミの大きさに至るまで、多様な形態の生体映像を生きたままリアルタイムで見ることができる光学顕微鏡10台余りが設置される。
顕微鏡は1台当たり1億ウォン(約780万円)を超え、国内研究所の装備の中でも最高水準と評価される。蔚山科学技術大が一部を購入し、残りはオリンパスが無償で寄贈する。また、同社は今後、新しい仕様の光学顕微鏡を発売するたびに同センターに優先的に寄贈する計画だ。
センターでは、がんや心血管系疾患などの疾病診断や治療方法を提示するナノバイオ分野の研究が本格的に行われることになる。
オリンパス関係者は、同センターが生命工学研究に必要な最新技術と装備の集合体となり、韓国で生命工学分野の先頭に立てるよう、向こう3年間にわたり、専門人材を配置し支援を行うと明らかにした。
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