輸出商談会のようす=22日、ソウル(聯合ニュース)
輸出商談会のようす=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル23日聯合ニュース】世界海外韓人貿易協会の主催でソウルで開催された第14回世界韓人経済人大会が23日に閉幕した。母国経済活性化という目標の下、32カ国に広がる協会員750人余りと国内企業227社が参加する過去最大規模大会となり、韓民族経済圏がひとつになったことを確認したと評価された。
 輸出商談会実績は、昨年の2000万ドルに比べ5倍増の1億50万ドルと集計され、目を見張る成果を収めた。

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 母国の青年失業問題を解決するため開かれた海外就業およびインターンシップ説明会には、全国の大学就職担当者や協会会員企業、海外就業希望者ら530人余りが参加した。なかでも参加者らは、中国進出企業を活用したインターンシップ活性化案に高い関心を示した。協会は今回の大会で、60カ国109支会のネットワークを活用し、これまで問題となってきた就業希望者の現地適応や相互疎通窓口の未熟点などを解決し、国内青年層の海外就業積極サポートに本格的に乗り出した。
 また関係者らは、今回の大会は、韓民族経済人と母国の相生案を具体的に模索する場になったと評価した。特に、ソウルと京畿地域の中小企業が韓人経済人とともに海外市場進出の活路を開くという大きな成果を生んだ。また、世界総生産量の3分の1を占める北東アジアの関門・ソウルを広報し、ソウル地域の景気活性化にも大きく寄与した。
 政府、政治家、関係機関が今回の大会に示した関心は、韓人経済人は21世紀の大韓民国の資産だという点を実感させた。大会には共同主催者の呉世勲(オ・セフン)ソウル市長、聯合ニュースの朴ジョン讃(パク・ジョンチャン)社長をはじめ、鄭正佶(チョン・ジョンギル)大統領秘書室長、孟亨奎(メン・ヒョンギュ)大統領政務特別補佐官、金徳竜(キム・ドクリョン)大統領国民統合特別補佐官、金栄鶴(キム・ヨンハク)知識経済部第2次官、権寧建(クォン・ヨンゴン)在外同胞財団理事長、任晟準(イム・ソンジュン)韓国国際交流財団理事長、金基星(キム・ギソン)ソウル市議会議長、尹彰培(ユン・ジョンベ)農水産物流通公社社長らが出席した。また、ハンナラ党の安ギョン律(アン・ギョンリュル)議員、朴振(パク・チン)議員(国会外交通商統一委員長)、民主党の鄭長善(チョン・チャンソン)議員(国会知識経済委員長)ら、多くの政治家も大会を訪れた。
 主催側からは、米ウィルシャー銀行の高錫化(コ・ソクファ)会長、日本のKBCグループとM&Eインターナショナルのチョ・ハンチョル理事長、オーストラリア・コーストグループのチョン・ヨンス名誉会長、マレーシア・HENIKWONコーポレーションの権炳河(クォン・ビョンハ)会長、各分科国際委員長らが出席した。
 高会長は「ことしの大会は聯合ニュースとソウル市の共催で成功裏に行うことができた。韓人経済人が母国の経済活性化に寄与するという本来の趣旨が達成でき、うれしく思う」と述べた。
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