【ソウル21日聯合ニュース】韓米は21日、ソウルの合同参謀本部で第31回韓米軍事委員会(MCM)を開き、軍事同盟全般に対する関心事や懸案を話し合った。
 韓国からは李相宜(イ・サンウィ)合同参謀会議議長とキム・ギス合同参謀本部戦略企画本部長が、米国からはマレン統合参謀本部議長、ウィラード太平洋軍司令官がそれぞれ代表として出席した。
 マレン議長は非公開会議に先立つ冒頭発言で、「韓米同盟がより強固に拡大されるものと信じる」と述べ、MCMと22日の韓米安保協議会(SCM)での生産的な協議に期待を示した。
 両国は会議で、北朝鮮の核やミサイル開発などの軍事的脅威を評価したほか、連合防衛態勢の強化策を集中的に協議した。特に、北朝鮮の核威嚇に備え米国が韓国に提供するとした「拡大抑止」の具体化に向け、戦略的な計画を早期に整えるべきとの意見で一致したようだ。
 韓米はまた、2012年4月17日付で韓国に移譲することで合意した戦時作戦統制権の移譲準備状況を点検し、予定通りの履行を強調したと伝えられた。

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