【ソウル20日聯合ニュース】サムスンSDIは20日、第3四半期の連結業績を売上高1兆3474億ウォン(約1041億5000万円)、営業利益881億ウォン、純利益870億ウォンと発表した。全事業部門で販売量が拡大し、売上高は前四半期比で13.5%、営業利益は82.0%、純利益も50.0%増加した。
 主力の二次電池事業部門は、前四半期から15%増となる5740億ウォンの売上高を記録し、四半期の最高記録を塗り替えた。高付加価値製品の大面積ポリマー電池の安定的な顧客確保で大面積の比重を増やしたのが、売上増大につながった。第4四半期もパソコン買換え需要とノートパソコン需要の増加で、2次電池の需要は第3四半期を12%ほど上回ると見込む。
 また、プラズマディスプレー部門は第3四半期の販売量が3割増加し130万台を記録した。売上高は5450億ウォンと、9%増加した。需要は第4四半期には第3四半期比13%増加するとみて、新製品の発売時期を年内に前倒しする一方、高付加価値新製品の50インチ以上フルHD級製品の比重を上げる計画だ。
 CRTディスプレー(ブラウン管)部門は、第3四半期の販売量が41%増の480万台、売上高も32%増の1920億ウォンと集計された。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0