【ソウル16日聯合ニュース】サムスン電子は16日、中国・蘇州に総額2兆6000億ウォン(約2027億円)を投資し、第7.5世代液晶パネル工場を設立する計画だと明らかにした。2011年の量産を目標としており、今月中に政府に海外投資承認を申し込む予定だという。
 第7.5世代液晶パネル工場は、42インチテレビ製品を狙った生産施設。中国で主に30~40インチ台の液晶テレビ製品が販売されていることを考慮しての投資だ。
 中国では先ごろ、LGディスプレーが広州に第8世代液晶パネル生産ラインを設立することを決めた。今回のサムスン電子の決定で、中国市場でのグローバル液晶パネルメーカーの競争も激しくなりそうだ。
 サムスン電子は3兆ウォン前後の国内第8世代ライン増設計画も、間もなく確定すると伝えられる。総投資規模は6兆ウォンほどになる見通しだ。
 同社LCD事業部の張元基(チャン・ウォンギ)社長は先ごろ記者団に対し、「中国は戦略的な投資対象。市場状況とは関係なく投資が行われるだろう」と話している。
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