広報活動を行っているソ・ギョンドク誠信女子大学客員教授が14日、広告の表示計画を明らかにした。1分間の映像を毎時間最後の1分に流す考えで、電光板の所有企業と価格などを協議中だ。ソさんはこれまでも、広報活動に賛同する歌手キム・ジャンフンさんと協力しながら米国の主要日刊紙に何度か紙面広告を出し、世界の関心を集めた。
今回の広告は映像物で、製作を任された国内広告代理店3社が現在、最後の編集作業に取り組んでいる。約1分の映像は「Do You Know?」(仮題)をタイトルに、独島とともにあった韓国の領有権の歴史を紹介する内容となる。日本に対抗する強いイメージというよりは、独島がもともと韓国の地だったという歴史性に焦点を絞り、世界各国から訪れる観光客らに、韓国の独島領有権を自然な形で周知させることを意図した。
ソさんは費用を10億ウォン(約7600万円)ほどと見積もり、後援する韓国企業を探している。当初は同じくタイムズスクエア内にある韓国企業の電光板を利用することも考えたが、「韓国企業だから独島広告をするではないか」という批判を避けるため、国内企業の電光板は対象から外した。
ソさんは「タイムズスクエアの大型電光板で独島広告が毎日流れれば、世界の人々がみな、われわれの独島領有権を真実だと信じるだろう」と話している。
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