サムスン電子のLiMoR2採用携帯電話「360H1」=25日、ソウル(聯合ニュース)
サムスン電子のLiMoR2採用携帯電話「360H1」=25日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル25日聯合ニュース】サムスン電子が、Linux(リナックス)ベースの携帯電話向けソフトウェアプラットフォーム「LiMo(リモ)」の次世代バージョン、「LimoプラットフォームR2」を世界で初めて採用した端末「360H1」を、世界の通信最大手ボーダフォンに単独供給する。同社が25日に明らかにした。
 Limoプラットフォームは、サムスン電子をはじめとする主要携帯電話メーカー、通信事業者、ソフトウェア供給者らが主軸となる非営利開発団体リモ・ファウンデーションが推進しているオープンモバイルプラットフォーム。開発主体が特定企業に従属せず、ソースコードを無料で公開し、機器およびアプリケーションの開発と配布などが自由に行われるため、次世代スマート携帯電話市場を代表するものになると期待を集めている。今回採用された「R2」は、従来のプラットフォームに比べ安定性と互換性を向上させた。Limoを代表する実質的な標準プラットフォームになると評価される。
 「360H1」は、次世代モバイルディスプレー、3.5インチWVGA AMOLEDを採用したプレミアム・フルタッチスクリーン式携帯電話。7.2mbpsのHSDPA(高速パケット通信)にWi-Fiも支援し、500万画素カメラ、全地球測位システム(GPS)ナビゲーション、16GB内蔵メモリなど、各種先端機能を備える。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0