権五鉉(クォン・オヒョン)半導体部門社長は、「モバイル環境が高機能・高性能・マルチインターフェースなどスマートに発展したことで、より多くの電力を消費している。地球環境保護を悩むべきいま、スマート・グリーンソリューション開発が切実だ」と述べた。
サムスン電子は、コンピューターの域に進化するモバイル機器の性能を最適化し、消費者に新たなモバイル経験を提供するとともに、モバイル機器の消費電力削減で温室効果ガス排出量を減らしていく計画だ。
今回のSMSフォーラムでは、世界で初めて、45ナノ低電力工程で1ギガヘルツを実現したアプリケーションプロセスと、世界初の60ナノ級512メガバイトPRAM、60ナノ級1ギガバイト「OneDRAM」を披露した。
1ギガヘルツアプリケーションプロセスは、AMRの最新コアを基盤に低電力工程で設計し、電力消耗を抑えながら速度を上げたのが特徴だ。60ナノ級512メガバイトPRAMは、NORフラッシュメモリーに比べ消去、書き込み(5MBデータ基準)速度が7~10倍速く、携帯電話に適用すればバッテリー駆動時間が20%ほど長くなる。サムスン電子はこの製品の商用化を進める計画だ。
このほか、中国モバイルテレビ市場を狙った受信チップと超スリムカメラフォン用500万画素COMSイメージセンサー、タッチスクリーンコントローラーを内蔵したモバイルディスプレー駆動チップなども初公開した。
サムスン電子は2004年から続けているこの行事で、フラッシュメモリー、フュージョン半導体、SSDなど半導体新技術を披露し続けている。
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