サムスン電子は31インチと14.1インチ有機ELテレビを出品する(写真提供)=3日、ソウル(聯合ニュース)
サムスン電子は31インチと14.1インチ有機ELテレビを出品する(写真提供)=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ベルリン3日聯合ニュース】世界の家電製品の流れが一目で分かる家電見本市、国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)2009が4日にドイツ・ベルリンで開幕する。IFAはことしで49回目を迎え、毎年米国で開催されるコンシューマ・エレクトロニクス・ショー(CES)と並ぶ世界二大家電見本市として知られる。
 ことしは30社余りの韓国企業をはじめ、約60カ国・地域から1250社を超える企業が欧州市場攻略に乗り出す。IFAは現場でのマーケティングが中心となるため、参加企業の最高経営責任者(CEO)が世界の取引先関係者らと会い、下半期のマーケティング戦略を打ち立てる。
 サムスン電子は5475平方メートルの展示スペースを設け、さまざまな製品を披露する。液晶テレビ128台で超大型の花を形象化した「デジタルリーブズ(Digital Leaves)」、コンバージェンス液晶テレビ、厚さ6.5ミリメートルの55型液晶テレビなどを前面に押し出し、来場客の目を引く作戦だ。昨年は不参加だった李在鎔(イ・ジェヨン)専務が、崔志成(チェ・ジソン)完成品(DMC)部門社長、尹富根(ユン・ブグン)映像ディスプレー事業部社長とともに会場を回る予定だ。
 LG電子も3700平方メートルの展示ブースを設置し、15型アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)テレビの商用製品や画面と外枠の境界をなくしたボーダーレステレビ、容量11キログラムの洗濯機など多様な製品を展示する。同社からは李栄夏(イ・ヨンハ)ホームアプライアンス事業本部長(社長)、姜信益(カン・シンイク)ホームエンターテインメント事業本部長(社長)が参加する。
 ことし初めてIFAに参加する熊津グループは、尹錫金(ユン・ソククム)会長と洪俊基(ホン・ジュンギ)熊津コーウェイ社長が現場を訪れる。熊津コーウェイは空気清浄機、浄水器、ビデ、生ごみ処理機など38製品を引っさげ、欧州市場の門をたたく。

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