世界的な金融危機のあおりで株価とウォンが急落し国内金融市場が大揺れとなった昨年末、パクさんは総合株価指数(KOSPI)が500のラインも崩壊しかねないという悲観的な見通しを示し、投資家の間や金融界で大きな論争が巻き起こった。パクさんは当時の書き込みについて、「進歩や保守かという理念的なカラーとは別に、経済状況そのものが急変するなかで個人の金をどのように守るべきかを知らせたいと思い、中立的な立場で書いた」と説明した。
現在、総合株価指数は1600を超えるまでに回復している。パクさんは、国内の株式市場は過熱様相を呈しているとの見解を示すとともに、中国に流入すべき資金が国内に流入したことを回復の一要因として挙げた。今後、総合株価指数も中国の財政政策に影響を受けるものと見通している。
また、予算の7割以上を上半期に使い終えた状況で下半期に景気てこ入れを図るには、何より予算投入が必要だとし、公営企業の株式売却で財源を拡充するという話が途絶えない理由もそこにあると分析してみせた。
一方、パクさん自身の近況を尋ねると、裁判の準備に集中していると答えた。裁判が終わってから留学などそのほかのことを考えるという。
パクさんはネット上で虚偽事実を流布したとして起訴されたが、4月の一審では無罪を言い渡されている。
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