タクトを振る生前の安益泰。財団が国立中央博物館に寄贈した写真=(聯合ニュース)
タクトを振る生前の安益泰。財団が国立中央博物館に寄贈した写真=(聯合ニュース)
【ソウル1日聯合ニュース】韓国の国歌「愛国歌」を作曲した安益泰(アン・イクテ:1906~1965)を記念する「2009安益泰記念音楽会」が韓国と日本で開催される。
 安益泰記念財団によると、韓国公演は今月22日に京畿道・高陽アラムヌリのアラム音楽堂で、日本公演は12月1日にNHK大阪ホールで開催される。

 同財団は安益泰の音楽を大衆に広め、青少年には愛国の意味を理解してもらうため毎年音楽会を開催している。ことしは代表作の「韓国幻想曲」「マヨルカ」をはじめ、師匠で安益泰に大きな影響を与えたコダーイ・ゾルターンの「ガランタ舞曲」、リヒャルト・シュトラウスの「ツェツィーリア」などが演奏される。安益泰はハンガリー・リスト音楽院の特別奨学生だった1930年代、ゾルターンから作曲を、シュトラウスから指揮法を学んだ。

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