【ソウル25日聯合ニュース】LGディスプレーは25日、中国・広州市と先ごろ液晶パネル生産施設を建設するための了解覚書(MOU)を締結したと明らかにした。
 LGディスプレーは広州に第8世代液晶パネル生産ラインを建設する計画だ。投資規模は公開されなかったが、同社が国内の第8世代パネル生産施設に投資した金額を考慮すると、4兆ウォン(約3000億円)程度になるとみられる。
 同社は中国が今後最大のテレビ市場に成長すると見込み、中国市場への進出に相当に力を入れてきた。同社関係者は、広州市当局とはMOUを締結したが、韓国政府の最終承認が残っていると話した。液晶パネル製造技術は国の中核技術に指定されているため、投資や工場設立には政府承認が必要となる。
 権暎寿(クォン・ヨンス)社長は、中国進出後は国内の中心社員500~1000人を投入する計画だと説明。中国市場でのテレビシェアは25%前後だが、液晶パネルに投資すれば生産分だけシェアが拡大するものと見通した。
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