国家政策調整会議で発言する韓首相=21日、ソウル(聯合ニュース)
国家政策調整会議で発言する韓首相=21日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル21日聯合ニュース】韓昇洙(ハン・スンス)首相は21日、金大中(キム・デジュン)元大統領の逝去と関連し、民主と統一のため献身した故人の志をたたえるためにも、国民和合を成し遂げることに何より力を注ぐべきだとの考えを示した。国家政策調整会議を主宰した席で述べたもの。
 金元大統領の葬儀委員長を務めている韓首相は「悲痛な気持ちを禁じ得ない。国葬が敬虔(けいけん)かつ厳粛に執り行われるよう準備に万全を期してほしい」と指示した。
 また、李明博(イ・ミョンバク)大統領も15日の光復節(日本植民地支配からの解放記念日)慶祝式のあいさつで統合と和合を強調したとし、金元大統領の国葬を終えた後は、落ち着いた和合の雰囲気の中で、9月の通常国会など国政が運営されることを期待すると述べた。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0