鄭鎮台(チョン・ジンデ)院長が20日に会見し、金元大統領の遺族、行政安全部と協議した結果、このように決定したと明らかにした。近くには李承晩(イ・スンマン)元大統領、中宗の後宮・昌嬪安氏の墓所がある。規模は国立墓地設置法に基づき、盛り土、碑石、床石、追悼碑などを合わせ80坪ほどとなる。整備作業は同日から着手し、23日までに完了する。
ソウル顕忠院には李承晩元大統領、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の墓所もあり、駐車場、通用路などを合わせそれぞれ500坪、1100坪の広さがある。金元大統領の墓には駐車場は設けない。鄭院長によると、遺族らは墓地を最大限素朴で簡素、環境にやさしいものにしてほしいと要請したという。
ソウル顕忠院では国家元首墓所を設ける空間が不足しており、政府は前職国家元首逝去に備え、2004年に大田顕忠院に8柱の埋葬が可能な墓地を設けている。
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