教育科学技術部の金重賢(キム・ジュンヒョン)第2次官が全羅南道・高興の羅老宇宙センターで会見した。韓国・ロシア飛行試験委員会が原因を分析した結果、自動シーケンス上の高圧タンクの圧力測定関連ソフトにエラーが見つかったと説明した。現在、このエラーがロケット全体に及ぼす影響を細部まで分析しており、これを反映させるには1日から3日間かかると予測した。
今後の打ち上げ日程については、ソフト修正と点検、ロケットの状態点検、気象条件などを総合的に検討し、発射状況管理委員会が決定する計画だ。エラー部分の補完を順調に進め、26日までに打ち上げられる方法を見出すことに最善を尽くすとした。
羅老は現在、起立した状態で、ハードウェアに問題はないという。注入された燃料と酸化剤の排出は19日午後7時に完了しており、現在はタンクの乾燥作業が進められている。発射台システムは最適の状態で、気象悪化の影響がない限り、今後5~6日間は現状を維持できる見通しだとという。
先月30日にロシアで行われたロケット1段目の燃焼テストで、圧力測定関連ソフトの点検は行われなかったのかとの質問が上がったが、韓国航空宇宙研究院側は「ロシアでは地上燃焼試験を行ったため、実際の打ち上げ過程で適用されるソフトとは異なる」と答えた。
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