韓国ソフトウェア著作権協会が17日に発表した「2009年上半期SW違法コピーに関するオンラインモニタリング報告書」によると、ポータルサイトの中で違法コピーや共有が最も多かったのは、侵害件数3186件、侵害金額39億6353万ウォン(約2億9500万円)の「ネイバーブログ」だった。次いで「ネイバーカフェ(コミュニティ掲示板)」が2532件(侵害金額17億8200万ウォン)で2位を記録した。
3位は「ダウムカフェ」(2286件、12億6280万ウォン)、4位は「ダウムブログ」(2092件、13億2200万ウォン)、5位はヤフーブログ(1946件、10億6666万ウォン)だった。
特にネイバーはブログとカフェを合わせると5718件になり、インターネットサイト全体でみてもウェブハード(ウェブ上のファイル管理システム)サイトの「エフディスク」(6692件)に続き2位を占め、「SW違法コピーの温床」という不名誉を背負うことになった。
著作権協会は、ウェブハードの場合、目的自体がファイルを共有するサイトのため、もともと違法共有やコピーが多かったが、今回のポータルサイトに対する調査結果は違法コピーなどの深刻性を浮き彫りにしたと指摘。ポータルサイトとウェブハード運営業者に違法でアップロードしているソフトウェアの削除を要請する一方、とりわけポータル全般に調査を拡大する案を検討するとした。
オンライン上で侵害被害が最も多いソフトウェアは、ハングルとコンピューターの「ハングル」と集計された。侵害件数は7377件で、侵害金額は13億1140ウォン余りに上る。2位はマイクロソフトの「ウィンドウズ」(6597件、約31億9270万ウォン)、3位はアドビの「フォトショップ」(6519件、約67億4010万ウォン)だった。
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